【お知らせ】2025–26シーズン Vライセンス再審議に関するご報告と今後の対応について
平素よりブレス浜松を応援いただき、誠にありがとうございます。
本日、JVL(一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ)の大河正明CEO(SVLチェアマン)より、当クラブが2025–26シーズンのクラブVライセンス交付規則の純資産基準を充足していないことに関して再審議の対象となることが発表されました。これは、2024年度決算において、債務超過の状態となったことによるものです。
今回の債務超過は、2024年4月期から会計処理方針を現金主義会計から収益認識に関する会計基準へと変更したことが主な要因です。これにより、これまで財務諸表上に計上してこなかった契約債務としての前受金を変更した会計基準に合わせ適切に反映した結果、一時的に債務超過と判断される状況が生じました。
これはクラブとしての経営実態の急激な悪化を示すものではなく、会計処理の基準変更に伴う形式的な財務上の変化であることをご理解いただけますと幸いです。
今後の対応と方針
- 短期的な債務超過の解消
新設法人「株式会社ブレス浜松」への増資を実施することで、債務超過の早期解消を図ります。また、財務体制の再構築と資本強化を通じて、持続可能なクラブ経営を確立してまいります。 - 財務報告体制の強化と透明性の向上
収益認識に関する会計基準に基づく正確な財務情報を開示し、関係者の皆さまへの説明責任を果たしてまいります。併せて、過去5年分の決算計算書類についても公式ホームページ(https://www.breath-hamamatsu.com/team/)上で公開しており、今後も継続的な情報開示を通じて、財務運営の透明性向上に努めてまいります。 - ステークホルダーとの信頼関係の維持・強化
パートナー企業様、行政、地域の皆さまへも誠実に状況をご報告し、信頼を損なうことのないよう全力を尽くします。
JVLからは、債務超過が短期間で解消される見込みが立てば、制裁措置を講じたうえでライセンス付与の可能性もあるとの見解を頂戴しております。ブレス浜松としては、これを重要な機会と受け止め、速やかな対応を進めてまいります。
ブレイブ・パートナー企業の皆さま、関係各所の皆さまにおかれましては、引き続き変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年7月16日
一般社団法人ブレス浜松 代表理事 都築安夫
株式会社ブレス浜松 代表取締役 野田滋丈